遺伝子検査用病理材料
病理材料をNGSや等の空間的遺伝子解析等に利用されることが多くなってきました。
病理受託業だからお役に立てる作業があります。
弊社は年間数千枚を超える空間解析ツール用のスライド標本作製を受託しています。
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Visium HDまたはV2(10X社)
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Xenium In situ(10X社)
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CosMx(NanoString社)
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STOmics(GCATbio社)
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MERSCOPE(Vizgen社)
メーカーの指定する専用スライドはご提供ください。
組織のアーチファクトが少ないスライド標本を熟練した技術者が
担当します。

空間遺伝子発現用
スライド標本作製






包埋ブロックから切片回収>RNA を抽出し、その品質データをご報告いたします。
【使用試薬・機器】
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試薬:Maxwell RSC RNA FFPE Kit(Promega 社)
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装置:Maxwell RSC(Promega 社)
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品質評価:濃度および品質の確認 Agilent 社 TapeStation
【作業内容&納品物】
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抽出用薄切>RNA抽出>報告書
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HE染色標本・WSI画像
固定不良、3 年以上の長期保管や脱灰処理をおこなった検体は、核酸の断片化や化学修飾により、核酸の断片化 が発生する場合がございます。
参照;日本病理学会「ゲノム診療用病理組織検体取扱い規程」
https://pathology.or.jp/genome_med/pdf/textbook.pdf

連続切片薄切
NGS等に用いるためのFFPE包埋ブロックからの連続切片の薄切受託です。
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1ブロックから数百枚、数千枚の薄切
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スライドグラスへの貼付かチューブ保管
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多様なご希望をお聞かせください。
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例「(1枚目5μm厚(HE染色+WSI撮影)>10μm厚×5枚)」×n回の繰り返し
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臨床検査用
BRAF・EGFR・ROS1・KRAS等の検査材料の準備もお任せ下さい。
薄切厚、枚数、納品物(未染色スライドorチューブ入れ)に合わせて対応します。



